2023年10月から2年連続で「130万円の壁」を超えても扶養内のままでよくなりました。

今までは主婦等のパートでお仕事されている方は年収130万円を超えた場合には即配偶者の扶養から外れなければなりませんでした。しかし連続した2年間に限っては年収が130万円以上になっても扶養のままでよいこととなりました。

手続きは簡単で、パート等の被扶養者の方を雇う事業主が「この方は130万を超えたのは一時的なもので、時給アップのものではありませ。ん」とパート等の被扶養者を扶養する扶養者(例・会社員の夫)が加入する健保組合に証明証を記載した上で証明するだけでОKです。ただし、これは法的強制力はなく、組合によっては基準、取り扱いが異なってくる可能性があり、扶養者の健保組合に確認したほうがよろしいかと思います。

https://www.mhlw.go.jp/content/001159348.pdf

001159348.pdf (mhlw.go.jp)

また「2年間」に限って、というところがポイントでして、2年後の2025年には年金制度改正が待ち構えており、2年後は、被扶養者でいられることの条件が一気に厳しくなったり、あるいは被扶養者という考えがほぼ撤廃されて「みんなで働いて人手不足、人材不足を解消しましょう。」という社会保険制度に大きく変わる可能性もありますので今後の国、厚労省の動向には注視しながら収入設計、働き方を考えていく必要があります。

数日前以前お手伝いさせていただいた方よりお菓子が届きました。感謝されるとやはり気持ちがとても嬉しいものです。