令和6年度は、有期労働者→社員(正規、正社員)にした場合は80万円(大企業は60万)(40万づつ、2期に分けて分割申請、分割支給)という非常に大きな金額が支給されました。しかし令和7年度からは、2期で80万円受給するためには条件がつきそうです。
1期分40万だけでなく2期合わせて80万円(1期40万×2期)もらえる正社員化する従業員の条件
- 雇入れから3年以上の有期雇用労働者
- 雇入れから3年未満の有期雇用労働者であって過去から不安定雇用が継続している者
- 人材開発支援助成金の訓練を受講した者
- 派遣社員であった者、母子家庭、父子家庭等
つまり、上記の者以外の正社員転換は1期分の40万円のみとなります。上記「雇入れから3年以上の有期雇用労働者」は結構皆様に影響があるかもしれません。キャリアアップ助成金は「有期契約で6か月経過した者の社員化で助成金が支給される。」という事で広く知られているためです。(ただ令和6年の2期分80万は非常に大きい金額だっただけとも言え、6か月有期契約勤務経過でもらえる1期分40万円だけでも助成金としては悪くはない金額です。令和5年は2期分割という制度はなく1回支給で57万円でした。)ちなみに令和5年度まではキャリアアップ助成金正社員化コースの対象者の条件は、有期契約期間が雇用されて3年以内の者に限られてました。ところがそれがむしろ3年以上有期であった者に限って1期分だけではなく2期分が支給される、という事は、非常に大きな対象者についての制度変更だと思います。助成金は絶えず制度の変更に注視していく必要があります。
ただし上記②雇入れから3年未満の有期雇用労働者であっても「過去から不安定雇用が継続している者」とは、どのような方が具体的に含まれてくるのかによって2期分の支給対象者の数に影響してくると思われます。